合格に導いてくれた友
もうすぐ大学生活が終わる
思い返すと色んな出来事があり
素敵な友達にも出逢えた
大学で1番初めにできた友との出会い方は
卒業後も忘れることはないだろう
彼の名前はそうた
THE・野球少年である
大学4年生の時には
全日本準硬式野球全国準優勝
イケメンでおしゃれに加え
スポーツマンシップを持ち合わせた
ハイスペック男子
読者の方は気づいてしまっただろうか?
そう、彼は生まれてから今まで
モテ期継続中
そんな彼と出会ったのは
大学入試の面接の待合室
僕たちが受けたのは
公募制推薦入試
英語の小論文と面接だった
小論文が終了した時
自分に失笑していたのを覚えている
なぜなら、全く解けなかったからだ
英文の問題自体
何が書いてあるか分からず
回答用紙を白紙で終わらせるのは
恥ずかしかったから
とにかく解答欄を埋めて提出した
夢見ていた都会でのキャンパスライフは
もう終わったんだと思った瞬間
開き直った
どうせなら面接終わるまで楽しもうと
小論文が終わり
面接の待合室へ移動した
その時、隣に座っていたのがそうただった
会場には30人ほどの受験生がいて
物音ひとつない部屋で
開き直っていた自分は
「試験できました?」と声をかけた
そうたはノリが良く
普通に答えてくれた
初めは入試についての会話だったが
だんだんと盛り上がってしまい
ついには理想のタイプの話まで、、、
「ショート派?ロング派?」
この質問に自分は「ロング派」と
答えた覚えがある
今思い返すと、他の受験生から
にらまれていた気がする
彼との会話はきっと緊張をほぐしてくれ
面接では満面の笑みで挑むことができた
結果、自分もそうたも合格することができた
おそらく面接の出来が良かったのだと思う
小論文はほぼ0点だっただろうから
そうなると彼との会話が功を奏し
大学に合格することができたといっても
過言ではない
入学後も連絡が途絶えることはなかった
年明けの「あけおめ」電話は
恒例になっている
出逢って4年目の冬には
お互い遊び方はかなり違うけど
価値観や考え方は似ている気がする
だからこそ、今でも遊ぶことができると思う
人生においてもそうだけど
大学どんな出会いがあるか分からないから楽しいよ